使い捨てないカイロ「ハクキンカイロ」

アウトドア

今年はいつになく寒いのでエコなカイロを買ってみました。
その名もハクキンカイロ
ベンジンの酸化反応で発熱させるのですが、触媒にプラチナ(白金)が使用されているのが名前の由来ですね。

使い捨てカイロと違い、使用ごとにゴミが出ません

あとなんかレトロな感じがしてかっこいいですよね!
通気口のPeacock(クジャク)の模様が良い味出してます。

燃料はベンジンだそうですが、とりあえず英語の説明書でも推奨しているZippoのオイルをコンビニで入手して使ってみることにしました。

クジャクの模様がついたフタを開け、プラチナ触媒を取り外し、注油カップを取り付けてオイルを注ぎます。

で、プラチナ触媒を戻して点火するのですが、いろいろ調べたところ火を近づけ過ぎると触媒が傷みやすいのでなるべく早く触媒作用を活性化させる様にカイロ自体の温度を高めて、一瞬で反応が始まるようにすると良いみたいです。

触媒がなるべく焦げないように、このくらい火を近づけて1秒かからないくらいで反応が始まります。
15分くらいで結構な発熱になり、付属のフリース生地のケースに入れないと熱すぎるくらいになります。

うちにジョギング用の小物入れベルトがあったので、これで体に密着させて使ってみたのですが、この小物入れは密封性が高く、酸素が少なくなるみたいで、チャックを少し開けないとカイロの温度が下がってしまう感じがしました。

それでも腰やお腹に当てるとじんわり暖かくなります。
今はZippoオイルでしか試していないですが、使用するベンジンによっては発熱温度が高くなったりする様です。
また、説明書によると最大で注油カップ2杯で24時間持続すると書いてありますが、カップ半分くらいで6時間くらい持ったので、実際満タンだと24時間使えるんだと思います。

ハクキンカイロは1923年から販売されているらしく、やはり長い間使われているものは信頼できるんですね。
カイロの購入費用は掛かりますが、一回当たりの燃料コストと使い捨てカイロのコストは同等となるみたいですし、なによりゴミを少なくできるのと、このオイル注入からの点火作業がスローライフで楽しいので是非使ってみてはいかがでしょうか。

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